JR東日本の特急券等を手配できる『えきねっと』というサービスがあります。
こちらで、3/15および4/1に廃止になる駅の乗車券がどのように取り扱われているか確認しました。(2014/3/2調査)
廃止される駅はどのように設定されているか?
今春は、3/15に廃止される駅、4/1に廃止される駅が存在しますが、えきねっと上ではどのように設定されているか調べてみました。
廃止日 | 駅 | 廃止日前日まで | 廃止日以降 |
3/15 | 海峡線 竜飛海底駅 |
「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
3/15 | 海峡線 吉岡海底駅 |
「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
3/15 | 海峡線 知内駅 |
発券可能 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
3/15 | 仙山線 西仙台ハイランド駅 |
「経路の候補は見つかりませんでした。」 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
3/15 | 仙山線 八ツ森駅 |
「経路の候補は見つかりませんでした。」 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
4/1 | 岩泉線 各駅(*1) |
発券可能 | 「入力された乗車駅/降車駅が見つかりませんでした。」 |
※なお岩泉線は「岩泉駅」「押泉駅」で確認し、その他の駅は確認していません。
上記の結果から、次のように設定されているように見受けられます。
- すでに停車する列車が存在しない津軽海峡線の各駅(竜飛海底/吉岡海底)は、既に無効(もしくは削除)されているようです
- すでに停車する列車が存在しない仙山線の各駅(西仙台ハイランド/八ツ森)は、廃止日前日有効だが経路設定なし、それ以降は無効という設定がされているようです
- 停車する列車が存在する津軽海峡線および岩泉線の各駅は廃止日前日までは有効、それ以降は無効という設定がされているようです
とここまで妥当な設定がされているように見受けられます。
しかし不自然な設定もあります。次の駅の設定です。
設定が不自然な駅
次の駅の設定に関しては、不自然な設定がされています。
山田線 大志田駅・浅岸駅(3/15まで冬期通過)
奥羽本線 赤岩駅(3/25まで冬期通過)
冬期通過解除後の乗車日を指定しても、「入力された乗車駅/降車駅が見つかりません」となります。
実はえきねっとでも…
実はえきねっとでも 乗車日3/15知内発 の乗車券 を発券できていました。
消費税対応と廃止が重なり、中の人も大変そうです。