[WordPress] WordPress Codex 日本語版を更新してみよう

WordPress Codex 日本語版は、WordPressの情報を蓄積し共有するためのサイトとしてご存知の方も多いと思います。書籍やブログ記事においても頻繁に参照先として提示されています。
このWordPress Codex 日本語版もまた、ボランティアにより記事作成、更新や、サイトの運営が行われています。
wp-codex-update

しかし本家のWordPress Codex 英語版(以下、英語版Codexと表記)と比較すると記事数が少なかったり、記事の内容が古かったりといった課題もあります。これは実際に更新を行っている利用者がすくないことも理由としてあげられます。このWordPress Codex 日本語版(以下、日本語版Codexと表記)は皆さんで更新することができます。この記事では日本語版Codexの更新をどのような流れで進めるかという点を中心に書きました。

wp-codex-update-flow

  1. 事前の準備
  2. 記事の更新方法
  3. 記事編集(日本語Codexが存在し、英語版Codexとの差分がある場合)
  4. 記事追加(日本語Codexが存在せず、英語版Codexからコピーする場合)
  5. 参考情報
  6. 最後に

より詳細な更新方法については、本記事最後に掲載している「参考情報」のリンク先をご参照ください。

日本語版Codexを更新するにあたって必要なものとしては、日本語版Codexのアカウントと、WordPress Codex 英語版(以下、英語版Codexと表記)のアカウントの2つがあります。

  1. 日本語版Codexのアカウント
    日本語版Codexのアカウントは、WordPress.orgとは異なり専用のアカウントとなります。以下のURLの内容したがって取得します。アカウントの発行は管理者が手動でおこなっていますので、余裕を持って依頼をされることをお勧めします。
    http://wpdocs.sourceforge.jp/Codex:WordPress_Codex_日本語版について#ログインアカウント取得方法
    wp-codex-update-before-1

  2. 英語版Codexのアカウント
    英語版Codexのアカウントは、WordPress.orgのアカウントと同一です。
    もし所持していない場合は以下のURLから取得します。
    https://wordpress.org/support/register.php
    wp-codex-update-before-2

以上で、更新を行うためのアカウントの準備が完了です。

つづいて基本となる記事の更新方法についてです。
作業を行う前に本語版Codexと英語版Codexにログインします。

  1. 編集作業の開始
    更新する記事を開き、編集画面に切り替えます。方法としては記事全体の編集と節単位の編集があります。

    1. 記事全体の編集
      記事上部の「編集」をクリックします。
      wp-codex-update-edit-1-1

    2. 節を編集
      各節の右上の「編集」をクリックします。
      wp-codex-update-edit-1-2
  2. 更新
    編集画面で必要な更新を行います。

    wp-codex-update-edit2

  3. プレビュー
    プレビューを行い、表示・内容などに誤りがないことを確認します
    wp-codex-update-edit3-1  ↓
    wp-codex-update-edit3-2
  4. 要約を記入し保存
    [編集内容の要約]に編集内容を記入し、[保存]をクリックします
    wp-codex-update-edit4

編集に慣れるためには、すぐに記事を編集するのではなく、日本語Codexの練習ページを使って、どのような流れで行えばよいか確認するのがよいでしょう。

それでは実際に編集を行ってみましょう。すでに存在している記事を更新する方法です。

  1. 差分の確認(1)
    日本語版Codexと英語版Codexの版数の差を確認します。記事最下部に「最新版との差分」というリンクがありますので、こちらをクリックします。
    wp-codex-update-chage-1
  2. 差分の確認(2)
    差分がある場合には、変更前部分が左側(黄色)、変更後部分が右側(緑色)で表示されます
    wp-codex-update-chage-2
  3. 差分の反映
    差分を日本語版に反映しつつ、必要に応じて日本語に翻訳を進めます。
  4. 版数の確認と日本語版への反映
    英語版Codexの版数を、日本語版Codexの記事に反映します

    1. 英語版版数の確認(1)
      英語版Codexの記事から[History]をクリックします
      wp-codex-update-chage-4-1
    2. 英語版版数の確認(2)
      最新版の記事の日付を部分をクリックします。
      wp-codex-update-chage-4-2
    3. 英語版版数の確認(3)
      URLに最新版の記事の版数が表示されますので、控えておきます。
      wp-codex-update-chage-4-3
    4. 日本語版版数の更新
      日本語版Codexの最下部に {{原文|Formatting Date and Time|版数}} の記載がありますので、さきほど控えた版数に書き換えます 
      wp-codex-update-chage-4-4
  5. プレビュー
    プレビューを行い、表示・内容などに誤りがないことを確認します
  6. 要約を記入し保存
    [編集内容の要約]に編集内容を記入し、[保存する]をクリックします。

以上の流れが、日本語Codexに記事がある場合の更新方法となります。
英語版Codexから新しい版を反映した場合には、日本語Codexの版数の反映を忘れないようしましょう。

日本語Codexに記事がない場合の追加の方法です。

  1. 英語版記事の表示(1)
    英語版Codexの記事を表示します
  2. 英語版記事の表示(2)
    英語版Codexの記事の「Edit」をクリックして全文をコピーします。
    wp-codex-update-new-2
  3. 版数の確認と日本語版への反映
    英語版Codexの版数を最下部に追記します。
    方法はさきほどの日本語Codexの版数を確認し反映する流れを参照してください。
  4. 更新および保存
    準備ができたましたので翻訳を行い、プレビューののち保存します。

以上が、日本語Codexに記事がない場合の記事の追加方法となります。

これまでの流れでは、基本的な部分を記載しました。どのような流れかという点を中心においたため、詳細の内容については省いている部分もあります。
実際に更新作業にあたっては以下の情報を参考に作業されることをお勧めします。

  1. 日本語版Codexの編集に関する詳細情報
    日本語版Codexのヘルプ:編集案内」には、より詳細な更新の手順が記載されています。更新を行う前に是非ご確認ください。
  2. MediaWikiの記述方法
    日本語版CodexはMediaWikiで作られています。日本語Codexで使用するMediaWikiの記述方法につきましては「タグ早見表」に書かれています。あらかじめ全部読んでから更新をすることは大変ですので、必要に応じて参照することをおすすめします。
  3. 単語などの日本語訳
    Codex:ページ名対応表には訳文の例が書かれています。日本語訳に悩んだ場合にはこちらを参照することで解決できる場合があります。
  4. 日本語ドキュメンテーションに協力する方法
    Codex:コミュニティ・ポータル」には日本語Codexやその他の手段で、WordPressの日本語ドキュメンテーションに協力する方法について書かれています。
  5. 翻訳ツールに関する情報
  6. 翻訳に使用するツールについては、細谷さんのブログ(http://ht79.info/)の「英語が苦手な人必見!英語記事をまとめて翻訳してくれる便利ツール!」が参考になります。
    この中でも、特に「ほんやくまとめ」というサービスは便利です。

内容についてご指摘がございましたら、Twitter(@tama200x)などでお知らせいただければ幸いです。

この記事を書くきっかけは、2014/3/15に開催された「WordCamp Kansai 2014 実行委員によるコントリビューターデイ」でした。この時には、「日本語Codexを更新する」というチームで作業を行いました。その時のメモを中心に記事を構成しました。
なお、2014/5/17に日本各地で行われる「春の翻訳&ドキュメンテーション祭り」や、2014/6/8に開催される「WordCamp Kansai 2014 コントリビューターデイ」でもみんなで集まって日本語Codexの更新が行れる予定です。お時間がある方はご参加いただければと思います。


WordCamp Kansai 2014は2014/6/7、6/8に開催されます。お申し込みは上記バナーから。