【第四回】初心者向けホームページ勉強会 にてサーバ移転とレジストラ変更についてお話しました!

古川さんが主催されている 【第四回】初心者向けホームページ勉強会(8/26開催) にて「サーバを引っ越す+ドメイン管理会社を変える」と題してお話させていただきました。
※ 勉強会では、「レジストラ」をわかりやすく表現するため「ドメイン管理会社」と呼びました。
このような機会を設けていただいた、主催の古川さんありがとうございました。

サーバとあわせてレジストラを移転することは発生します。特に制作会社が変わってホスティングとレジストラが同時に別会社へ移転という話は聞きます。実際に移転を行うためにはDNS、レジストラ(スライドではドメイン管理会社)、Web/Mailサーバの知識が必要となります。
とはいえ移転を経験されている方でも、本当にこのやり方でいいのか?と悩まれている方は多いように見受けられます。
私自身は、勤務先がJPRSの指定事業者であり、ドメイン関連の担当である他、PSI Japanやお名前.comなどのレジストラを業務で使用しています(使用していました)。またホスティング業務の企画運営を担当しており、実際に業務で移転を行なっております。その経験なども踏まえてお話をさせていただきました。

基本的な移行手順としては以下が挙げられます。

  1. レジストラ移転
  2. DNSサーバ切替
  3. Web/Mailサーバ切替
  4. 旧DNS/Web/Mailサーバ廃止

この手順をとることで安定して切替を行う事が可能です。
レジストラ移転は、期間的な制約がある(有効期間の残が少ない場合移転はできないことがある)ので、予め先行して行うほうが余裕がもてます。
DNSサーバを事前に切り替えておくことで、サーバ切替時にはTTLを調整しながらが行う事が可能です。
しかしながらこの手順を踏むためには現行のDNSサーバにあるゾーン情報を入手する必要があります。様々な事情によりゾーン情報を入手できない場合があります(※)。この場合には、2と3を同時に行うことになりますが、TTLを事前に短縮できないため場合によっては1日程度新旧サーバへアクセスされてしまうことがあります。

※ゾーン情報が入手できない様々な理由

  1. ドメインとホスティングがセットになっている場合になっている場合、ゾーン情報は隠されている場合があある
  2. そもそも管理画面の見方がわからない(慣れないとわかりにくい管理画面もあります)
  3. 複数の会社が、間に挟まるため情報が入手できない(やり取りしている会社で管理画面を操作していない場合がある)
  4. 協力的でないため情報を出し渋る

勉強会では、移転の話に関連して、TTLとWeb閲覧者への影響、メールサーバへの影響等のお話をさせていただきました。

以前はDNSサービス単体で安定的かつ安価で使いやすいサービスはあまりありませんでしたが、最近ではDozensやAmazon Route53といったサービスも登場しているので、特にTTLの調整には便利に利用できると思います。またレジストラとDNSサーバを分離することで、レジストラ移転にDNSサーバが影響されにくくなるメリットもあります。

<追記 2012.8.30>
当日のデモとしてレジストラ移転を行う予定でしたが、うまく行かず申し訳ありませんでした。
星野邦敏さんが 独自ドメインを、ムームードメインからさくらインターネットにドメイン移管する手続きの流れ というブログで、流れや実際に届くメールについても書かれているので参考になるかと思います。
DNSについては、日本DNSオペレーターズグループのイベント DNS Summer Days 2012 の資料に最新の情報が盛り込まれていますので参考になるかと思います。

当日使用したスライド

 

当日追加資料 (ドメインについてのおさらい)

 

当日追加資料 (切替時の注意点)

 

説明会に出席していただきまして、誠にありがとうございました!